3つ有る巻き方で実は1番難しい巻き方。順巻きで取り付ける方と、スレッドを逆回転させる巻き方がある。ここではスレッドを逆回転の方法と、苦肉の策のもう一つの、方法を試してみた。
タイイングの手順
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先ずは、奥側からウィングを取り付ける為に、スレッドを逆回転させる。方法はハーフヒッチか、ダビングループを作る要領で作ったループにスレッドを引っ掛けて逆回させる。
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奥側のウィングを取り付ける。絞らずにシャンクを覆うように取り付ける。
スレッドを巻いただけでは不十分なときは、ウィングを持って真ん中からサイドを覆う様にずらす必要もある。
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ずらした所。
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ウィングがしっかり固定出来たら、さっきのループにまたスレッドを引っ掛けて順回転に戻す。
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手前側のウィングを奥側のウィングのエッジに沿わせるように指で位置を決めて、スレッドを巻いて取り付ける。
この時、ウィングが重なってしまうとあまり良く無いので、気をつける。
ここは好みの問題もあるので、気にしすぎも良くないとおもう。
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上から見たところ。
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6の写真はまだ幅が足りない。
7の写真くらいの幅ができたら、少し納得できる。
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どうしても、難しくてできない場合は、
マラードのフラットウィングの時のようにクイルを2枚並行に持って、
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そのままシャンクをは挟むようにして被せる。
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被せたらスレッドを巻いて固定するだけ。この巻き方の弱点はクイルの場合、背中が開きやすいこと。そして、セミフラットと違いが少ないこと。
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フラットウィングは本当に難しい。練習はかなり必要。
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