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クイルウィングの巻き方その①

フライタイイング の基礎
フックとサイズ
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ウイング
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フライタイイング の基礎

ウェットフライを巻き始めると誰もがぶつかる関門。ここでつまずく人も多い。感覚的な事が多いので説明も難しくて教えてと言われてもコツを伝えてずらいのも難しさの要因だとおもう。基本的には数を巻くしか無いが、少しでも参考になるように。

タイイングの手順

  1. 先ずは、ウィングを切り出す時にある程度形を整えてから切る事。そして左右の幅は同じにする。

  2. 更に狙いってる形になるように整える。 この時の方が完成した時の形に影響するので、慎重に形を整える。

  3. ウィングをフックと並行にセットして、指の腹でフックとウィングを挟んで保持する。そしてスレッドを真っ直ぐ上に持って行く。

  4. そして指先でスレッドとウィングを挟む。

  5. スレッドにテンションをかけずに向こう側に回して、下にもって来る。

  6. そして、人差し指の指先を少し開いてスレッドを滑り込ませる。

  7. 指の中は写真のとおり。この段階ではスレッドに力は掛けてなくて、ウィングもそのままの状態。

  8. スレッドを下にゆっくり絞る。ウィングを持つ指はスレッドの動きに逆らうように。気持ちだけ上に引っ張る感じで。実際にウィングを上に持ち上げる訳では無いので注意する。あくまで感じ。 スレッドを下に絞ってアイ側のウィングが圧縮されるのと連動して指先の力を抜いていく。指先は開く意味ではなくて、力を緩めてウィングが滑って行くようにする。指のお腹側は緩めないように。 1回目はウィングを絞る程度の強さで巻いて、2回目以降で力を入れて固定していく。

  9. 上手く行くと、アイ側のウィングの切口が真っ直ぐ扇状に広がる。この時に捩れたり曲がったりしていたら、ウィングもそのようになっている。そのため、このアイ側のウィングの動きに注意してクイルを締め込めば完成した形がある程度わかる。 2回目以降のスレッドはアイ側にずらしながら巻くこと。逆に1回目より後ろにスレッドが掛かると、ウィングが崩れてしまう。

  10. 指先の力を抜きつつスレッドを締め込んでウィングを圧縮すれば、フックと平行なウィングが完成する。

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